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(6)再生委員から「ちょっと待った」 [個人再生の経緯]

12月15日、本来ならこの日に追加資料を裁判所に提出する予定だったのですが、
その日に「ちょっと待った」がかかりました。

再生委員の弁護士さんから、
「2年前に辞めた会社、元ご主人の会社への貸付や借金肩代わりが回収できない“決定的な証拠”を出さないと、認められないんじゃないだろうか。」
とのご指摘。

私が会社に貸したお金や未払金、退社後に代わりに返済した金額を合計すると1000万円以上。
現在の保証協会への債務(700万円)を上回っており、会社から返してもらえるなら個人再生なんかしなくてもいいじゃん、というわけです。
返してもらえる見込みがあるなら退社も離婚もしてないけどね・・・ww
でもそれは主観の話。
裁判所と債権者にはもっと具体的な明らかな理由が必要だとのご判断です。

たとえば、会社が休眠状態である届け出をしていたり、破産手続きを行っていたりすれば確実なのですが、何もしていなければ経営を持続しているとみなされます。
2年連続、決算をやっていないというだけで十分会社の体をなしていないと私は思うのですが、それだけでは不十分とのこと。
2年前までの決算は、私の事業で持ちこたえさせていたので私が抜けたらすぐさま資金繰り難に陥るのはわかっていましたが、そうなった明らかな証拠はどこにもないのです。

赤字でもいいからせめて決算だけでも元オットがやっていてくれたら数字としてみることができるのですが。
再生委員の先生から、16項目にわたる大量の質問がきました。

質問内容は、
・中古車販売事業の仕組み ・営業廃止に至る経緯 ・決算書(2年前)の内容についての具体的な説明 (売掛金、現金預金、設備等)
などなど。

 

すでに退社して2年経過していますが、15年間代表として携わっていた業務なので、ほとんどの項目には即答できます。
しかしひとつひとつに、根拠となる裏付け資料を用意しなければなりません。
しかも説明できたとしても、それはすべて2年前までの「経緯」の話。
現時点で破綻していることの決定的な証明とはなりえません。
元オットが普通の相手なら、電話したり会って話して、現状どうなのかを聞くことができます。
ついでに、もし破綻しているならそれなりの公的な手続きを依頼することもできるでしょう。
しかしそんなマトモな話ができる相手ではない。
ヘタに連絡とったら勘違いしてまた責任を押し付けられてしまうだろう。
専属弁護士さんは、代理人として私に代わって元オットに連絡をとってくれると申し出てくれました。
頼もしい限りです。
ここは弁護士さんに間に入ってもらって、現状を探ってもらうことにしました。
とりあえず私は可能な限り経緯について答えられることに真摯に答えて、現状の調査については弁護士さんにお願いすることにしました。

弁護士さんから連絡をとることで、私の動きは元オットにも知られることになります。
逆ギレして私に怒りの矛先を向けてくるかもしれません。
離婚して2年経った今もなお、進歩していなければ。
でも直接話をしてもはぐらかされたり恨み言を聞かされたりするのがオチ。
ここは第三者に入ってもらう方がよいと判断しました。

今月12月は、元オットが借りているヤードの賃貸契約更新月。
今年6月いっぱいで連帯保証人を降りてからは不動産屋さんからも何の連絡もないので、どうなっているのかは知りませんが、もしうまくいっているなら更新、やっぱりダメだったならこれで解約となるはずです。
元オットにとっても瀬戸際である可能性が高いです。
これを機に、ほんとに、本当に現実を受け入れてくれたら・・・とかすかな期待をしています。

もしうまくいっていたら?・・・それはない。
なぜうまくいっていないと言い切れるのか?
その理由は。

先週、子どもたちの誕生日でした。

もしうまくいっていたら、子どもたちへプレゼントするなり、一度も支払われていない養育費を持ってくるなりしているでしょう。
信念を貫いて結果を出したなら、「どうだ!やったぞ!」と、誇らし気に私の前に現れるはず。
それができないということは、いまだに結果を出せていない、合わせる顔がない、ということ。

期待もしていなかったのでガッカリもしませんが。
自分が生きるのに精一杯なんだろうな。

今日は快晴の温かい日曜日ですが、この16項目の回答書作成にかかりきりです。
個人再生の道のり(7)は、次の動きがあり次第、UPします。

(投稿日: 2016年12月18日)



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